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関係代名詞whatを使った例文8選!基礎と例文で英語力アップ!

Update :

関係代名詞whatを使った 例文8選

 

関係代名詞whatを使った例文8選!

 

大阪市福島区の英語塾『福島英語塾』講師の犬伏です!

 

ここでは関係代名詞「what」の基本の解説と8つの例文を紹介します。

 

それでは始めましょう。

犬伏先生
犬伏先生

 

そもそも関係代名詞whatとは?

 

関係代名詞 who/which/thatの基本

 

関係代名詞「what」とは一体何者でしょうか?

 

まだ関係代名詞の理屈がわかっていない方は必ずこちらを確認しておいてください。

 

 

関係代名詞の基本は説明したい名詞を詳しく説明するための文法でした。

 

なので基本的には先行詞と呼ばれる説明される名詞があります。

 

We love the cat that visits our house every once in a while.
たまに私たちの家まで来るが大好きです。

 

こんなふうにthe catがどんな猫なのか説明されてますね。

 

 この「the cat」が先行詞です。

 

この先行詞を説明するために関係代名詞のthatを持ってきているわけですね。

 

「what」とは一体何なのか?

 

Whatは結論、この先行詞と関係代名詞が合体したものです。

 

こう考えてみましょう。

 

Something that you need right now is someone to care about you.
今あなたに必要なものはあなたのことを大切に思ってくれる人だ。

 

ここに「something that you need right now」という名詞のかたまりがあります。

 

関係代名詞以下の「that you need right now」がsomethingを説明しているわけですが、具体的に何かよくわかっていません。

 

ただ「今あなたが必要な何か」とざっくりした情報しか伝えていません。

 

こんなふうに先行詞が具体的な言葉でない場合は先行詞と関係代名詞を合体させて「what」とします。

 

図を見ていただければ一目瞭然です。

 

関係代名詞what

 

この「what」というかたまりは名詞のかたまりなので、名詞が入るところにはどこでも入れられます。

 

ということで名詞が入る場所別に例文を用意しました。

 

それでは8つの例文を確認していきましょう。

 

3つの注意点

 

【注意点その1】

Whatはすでに先行詞を含む表現なので、whatの前に先行詞となる名詞を持ってくることはできません!

よくある間違いはこちらです。

 

*That is the bag what I’ve always wanted.
 それはずっと欲しかったカバンです。(間違い!)

 

【注意点その2】

ここではできるだけわかりやすく説明する目的で

what = something which

と説明していますが、厳密には

 

what = that which

 

が正しいです。

 

【注意点その3】

what = that whichなので先行詞が元々主語に入っていた時には三人称単数現在形の影響を受けます。

説明ではわかりにくいので、例で説明します。

 

What makes me happy is your smile.
僕を幸せにするのは君の笑顔です。

 

ここ、makeに3単現の「s」がついてますよね。

what=that whichであることを考えれば、thatは3人称で単数で現在形を使う条件が揃えば「s」をつけなければいけません。

ここはよく間違えるポイントなので、注意が必要です。

 

例文8選

 

それでは例文を8文紹介します。

 

名詞が入れる場所別に並べています。

 

主語」「目的語」「補語」「前置詞の目的語」という言葉を理解していない場合は以下をお読みください。

 

 

 

① 主語に来る場合

 

What I want right now is anything I can eat.
私が今欲しいものはなんでもいいから食べるものです。

 

ここでは関係代名詞「what」が主語の位置に入っています。

 

主語は名詞が入る場所なので、もちろん関係代名詞の「what」を入れることができます。

 

② 補語に来る場合(SVCの場合)

 

This is exactly what I wanted.
これがまさに私が欲しかったもの

 

ここでは関係代名詞の「what」が補語の位置に入っています。

 

補語には形容詞も入れますが、名詞も入ることができます。

 

SVCの文型ではS=Cという関係があります。

 

ここでは「これ=私が欲しかったもの」というのが成り立ちます。

 

③ 目的語に来る場合(SVOの場合)

 

Show me what you have in your hands.
手に何を持ってるか見せなさい。

 

ここでは関係代名詞の「what」がSVOの目的語の位置に入っています。

 

目的語には名詞が入るので、もちろん関係代名詞の「what」を入れることができます。

 

④ 目的語に来る場合(SVOOの1つ目の目的語に入る場合)

 

Give what you like a try.
好きなことを試してみなよ。

 

ここでは関係代名詞の「what」がSVOOの1つ目の目的語の位置に入っています。

 

珍しい形ではありますが、名詞が入れる以上、関係代名詞の「what」を入れることができます。

 

⑤ 目的語に来る場合(SVOOの2つ目の目的語に入る場合)

 

I’ll buy you what you need.
必要なものを買い与えます。

 

ここでは関係代名詞の「what」がSVOOの2つ目の目的語の位置に入っています。

 

先ほど同様目的語には名詞が入るので、もちろん関係代名詞の「what」が入ることができます。

 

⑥ 目的語に来る場合(SVOCのOに入る場合)

 

I find what you like boring.
あなたが好きなことって退屈だと思う。

 

ここでは関係代名詞の「what」がSVOCの目的語の位置に入っています。

 

これもあまり見ない形ではありますが、目的語には名詞が入れるので、関係代名詞の「what」を入れることができます。

 

⑦ 補語に来る場合(SVOCのCに入る場合)

 

I found the book exactly what I needed.
その本がまさに私が必要としていたものだとわかりました。

 

ここでは関係代名詞の「what」がSVOCの補語の位置に入っています。

 

補語には形容詞だけでなく、名詞も入ることができるので、関係代名詞の「what」を入れることができます。

 

⑧ 前置詞の目的語に来る場合

 

I’m interested in what you do.
あなたのやることに興味があります。

 

ここでは関係代名詞の「what」が前置詞の目的語の位置に入っています。

 

「in」というのはここでは前置詞です。前置詞の後ろには必ず名詞が入るので、関係代名詞の「what」を入れることができます。

 

まとめ

 

関係代名詞のwhatとはこういう考え方です。

 

What
=
先行詞 + 関係代名詞(that which)

 

理論だけでなく、文のパターンも知っておくと便利なので、ここでは8つの例文を紹介しました。

 

① 主語に来る場合

 

What I want right now is anything I can eat.
私が今欲しいものはなんでもいいから食べるものです。

 

② 補語に来る場合(SVCの場合)

 

This is exactly what I wanted.
これがまさに私が欲しかったもの

 

③ 目的語に来る場合(SVOの場合)

 

Show me what you have in your hands.
手に何を持ってるか見せなさい。

 

④ 目的語に来る場合(SVOOの1つ目の目的語に入る場合)

 

Give what you like a try.
好きなことを試してみなよ。

 

⑤ 目的語に来る場合(SVOOの2つ目の目的語に入る場合)

 

I’ll buy you what you need.
必要なものを買い与えます。

 

⑥ 目的語に来る場合(SVOCのOに入る場合)

 

I find what you like boring.
あなたが好きなことって退屈だと思う。

 

⑦ 補語に来る場合(SVOCのCに入る場合)

 

I found the book exactly what I needed.
その本がまさに私が必要としていたものだとわかりました。

 

⑧ 前置詞の目的語に来る場合

 

I’m interested in what you do.
あなたのやることに興味があります。

 

以上の8つの文のパターンをマスターしておくと後は言葉を入れ替えるだけですね。

 

ぜひ8文を覚えてみてください。

 

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