インプット?アウトプット?どっちに力を入れたらいい?効率的な勉強法はこれ!
Update :
目次
アウトプットをするメリット
あなたは何かを学ぶとき、まず何をしますか?まずは本を買うという人もいるでしょうし、他人から教わるという人もいるでしょう。いろんな方法があっていいと思いますが、一般的にはそのどれもが「インプット」から始まっているのではないでしょうか?
僕が今回提案したいのは、「アウトプットにも力を入れよう」と言うことです。
アウトプットにも力を入れよう
アウトプットをすると、情報をアウトプットする過程で自分にとって本当に必要な良質なインプットが可能になります。
例えば、外国語を勉強したいと思う時、ほとんどの人はまず「単語を覚えよう」とか「文法を学ぼう」というふうに考えるかと思います。もちろん文字が読めることや文のどの部分がどこに対応してるのか、といった基本的なことは理解している必要性がありますが、僕は学習の最初の方ですら、アウトプットを意識した勉強をお勧めます。
自分が言いたいことを頭で考え、わからなければ調べる。そこからまた話をつないで、わからないことがあれば、また調べる。こうすることで自分がよく使う表現というものが素早く身に付きます。
インプット教材の特徴
インプット教材というものはそもそも不特定多数に対して働きかけるものです。そのため個人のニーズを満たすものではありません。
例えば、ファッションに全く興味がないのに、とあるインプット教材にはファッションに関わる記述が多いとすれば、それはあなたにとっては使える知識にはなりません。そもそも自分がその話に触れる機会が少ないからです。
逆にあなた自身がものすごく狭い分野に興味があったとしましょう。「この電車のこの部品はどこで手に入りますか?」といったような発言は鉄道関係で働く方のみが使えるような表現ですよね?これが一般的なインプット教材に載っていると思いますか?
アウトプットを意識することで自分が本当に必要なインプットを吸収することができます。
アウトプット学習のデメリット?
ではアウトプットすることのハードルは何でしょうか?それは調べることです。単純に調べるという行為がめんどくさい作業であり、ただ受動的に情報を受ける(テレビを見る・動画を見る・文章を読む等)方がずっと楽です。でも自分の必要のない自動的に受ける知識は使いものになりません。
幸いなことに、今の時代、情報を求めることはものすごく簡単なのです。
そこであまり皆さんが行わないであろう超簡単な情報収集の方法をお伝えします。魔法のような方法ではなく、ごく簡単な、聞いてしまえば何の変哲もない方法です。
それではアウトプットを意識した情報収集の工程を紹介いたします。
アウトプットを意識した情報収集の工程
(1) アウトプット
自分が興味あること・知りたい事を今自分が知っている限り言葉に出す。紙に書き出すのも良いですね。
(2) 音声検索
ある時点でわからないことが出てくるので、調べたいことが出てきたら、スマートフォンの音声入力を使って検索する。
※ここ、ポイントです。
僕は携帯電話の操作に慣れていないので、文字を入力するということが非常にストレスです。そこで音声だけで検索ワードを入力する方法を使います。それが音声入力です。例えば、「捜査する」と言う言葉の英単語を知りたければ、音声入力で「英語 会話する」と入力すれば、すぐに”talk”や“converse”という単語が出てきます。そうすれば数クリックですぐに詳しい答えが見つかります。僕のようにめんどくさい手間が嫌いな人は、さらにこんなものもお勧めです。
(3) 質問の答えのアウトプット
答えがわかったら、その検索を閉じ、画面を見ないで、また口頭で説明をしていきます。
(4) (2)(3)の繰り返し
また説明を進めていき、わからないこと・調べたいことが出てきたら、(2)(3)の工程をひたすらに進めていきます。
(5) 想起練習(思い出す・復習する)
満足のいくまでアウトプットができたら、後はいろんな人に話してみたり、文章に起こしてみたり、思い出す作業や復習を何度も繰り返してみてください。
まとめ
いかがでしたか?
勉強といえば、まず本を読んだり、テレビを見たり、といったインプット作業から始めがちですが、ほんの少しでもいいので、アウトプットもしてみましょう。
そうすることで、本当に自分にとって必要な情報というのがわかってきます。ぜひこの方法を使って、必要な知識を身に付けていて下さい。