記憶力を高めて英語力を上げる10の方法
Update :
ものを覚えるのって凄く大変ですよね?
がんばってもがんばってもなかなか覚えられない。
もっと記憶力が良くなったらいいのに。
こう切実に願う人はたくさんいます。
ものを覚えようと、ただがむしゃらにたくさんの情報を頭に詰める人もいるでしょう。
必死に汗水流して努力しても、結局何も記憶されていなくて、自分はダメな人間なんだと思った人もいることでしょう。
何を隠そうこれは僕の話です。
目次
記憶って一体なに?!
そこで今回は記憶というものを考えてみましょう。
記憶というとどうしても頭の中に情報をたくさん入れるという事に関心が行きがちですが、頭の中に入れた情報を引き出すことも同様に重要です。
学校や塾で勉強したり、自学自習として本を読んだりする時、初めての情報に触れ、新しいことを学び、満足度は高いことだと思います。
勉強のやりがいが1番大きいところかもしれません。
しかし、いちど学んだことを1週間後、1ヵ月後、1年後も同様に頭の中にとどめていることが勉強に置いて大切なのではないでしょうか。
だから、僕たちが勉強から得る知識を保持し続けるためには復習が大切です。
復習が大切なんて、
昔からいろんな先生に言われてきてるわぃ
((((;゚Д゚)))))))
いや、待ってください!結構な数の人が復習の方法間違ってますから!
復習として、もう1回、ノート読み返したり、本読み返したりしてません?
その方法やめたほうがいいですよ!
ではどんな復習をしたらいいんでしょう?
それを理解してもらうためにも、まずは記憶の過程を知ってください。
記憶には3つの過程があります。
まず1つ目。
記銘
頭に新しく情報入れることです。
学校とか本で新しい内容を学ぶことですね。
2つ目
保持
頭の中に情報をとどめておくことです。
これは意識的に行うことができません。
頭の中に情報がきちんと入っているかどうかの確認は次の3つ目の工程に委ねられます。
3つ目。
今回1番お伝えしたい内容です。
「想起」
想起とは思い出すことです。
記憶と言うと記銘に力を入れる方が多いのですが、この想起に力を入れると記憶の定着が増します。
想起が重要なのはわかった。どうすればいい?
それでは具体的にこの想起とはどんな行動を行えばいいのでしょうか。
結論から言えば、テストをたくさん解くことや学んだことを人に話す、といったことです。
とにかく思い出すという行動が必要なわけです。
ただ1点気をつけないといけない事は、
答えを見ながら想起する事はいけない
ということです。
よくよく考えてみれば当たり前のことなのですが、答えを見ながら思い出しているのであれば、それは思い出してることにはなりません。
ただ目の前にある情報を繰り返し述べているだけです。
この想起を意識した勉強を意識して、いろんな勉強に役立ててあげれば、少しずつ着実に結果が出てきます!
具体的な想起を活用した英語勉強法
英単語テスト
1回目はボロボロでもいいじゃないですか!何回も同じ問題を解いて、5回目とか10回目に満点取れたら、それで構いません。
文法一問一答
これも同じ要領。何回も解いたらいいです。でもちゃんと理解をして、問題に答えられるようにしてください。
長文読解問題
僕の授業では長文読解をしたら、次の授業では文章を見ずにどんな内容だったかを確認するようにしています。
これがなかなか難しい!
でも説明する前提で勉強すると結構頭に入るものです。
リスニングテスト
これは長文読解の文字の代わりに音声に切り替えたものです。
本質的には長文読解問題と同じで、聞いたものをどれだけ理解し、頭にとどめておけるかの訓練です。
ライティング
ライティングは思い出すことの集大成のような作業です。
なにもないところから文字にしていくわけですから、思い出すことなしに書くことはできません。
積極的にライティングをしましょう。
ディスカッション
トピックを決めて、いろいろなアイデアを出す過程で、いろいろな単語や学んだ内容をアウトプットする行為は思い出す行為そのものです。
積極的に話し合いましょう。
会話
日常会話は初級者にとって始めやすい練習です。
自分にとって馴染みのある内容を英語で話し合うことで日常的な言葉を思い出す練習ができます。
プレゼンテーション
プレゼンテーションは事前にどんな内容を話すかということをきちんと構成して、それを人前で再現することです。
自分の頭で考え、準備をし、発表する行為は記銘・保持・想起のすべての工程を行い、また何度も復習ができる行動なので、非常に良い効果があります。
クイズゲーム
クイズ形式にすることで楽しく取り組むことができ、かつ必要な情報が端的にまとめられた形で思い出す練習を行うことができます。
マインドパレス
頭の中に自分にとって馴染みのある場所を思い浮かべ、そこに覚えたい内容を置いていって思い出す方法。
自分にとって始めやすい方法から始めよう!
今の勉強に新しく「想起」の機会を加えてみましょう!
継続的に思い出す行為を続けていけば、少しずつ大切な情報を頭の中にとどめておくことができます。
キーワードは「想起」
これを何度も何度も行なって、復習をしましょう!
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